出かける時には晴れてても、急に雨が降ってくることってありますよね。
そんな時のために、カバンに折り畳み傘入れて持ち歩いている方もいらっしゃると思います。
小雨だと良いのですが、強風の大雨のときは、折り畳み傘を持っていても、ひっくり返ってしまい困りますよね。ひっくり返るだけなら良いのですが、壊れることも度々・・・買ってすぐに壊れたときは、かなりショックですよね。
何度も買い替えるよりも、強風に負けない強い丈夫な傘ってないのでしょうか?軽くて持ち運びに便利で、風に強い折りたたみ傘ってないのでしょうか?
ここでは
・強風にも負けない丈夫な折り畳み傘の特徴とは?
・丈夫で壊れにくい折り畳み傘とは?
について紹介します。
強風にも負けない丈夫な折り畳み傘の特徴とは?
強風にも負けない丈夫な折り畳み傘には、どんな特徴があるのでしょうか?
(1)骨の素材
一般的に、傘の骨には、アルミ(軽金属)、ステンレス(合金)、グラスファイバー(ガラス繊維)、カーボン(炭素繊維)が使われています。
それぞれの骨素材の特徴は、
- アルミ(軽金属) :軽い、強度が弱い
- ステンレス(合金) :重い、(アルミよりも)強度が強い
- グラスファイバー(ガラス繊維):軽い、(ステンレスよりも)強度が強い
- カーボン(炭素繊維) :軽い、(グラスファイバーよりも)強度が強い
となっています。
これらの素材の特徴より、
アルミ(軽金属)を使用していることが多いです。
◎丈夫な折り畳み傘の場合は、
親骨がカーボン(炭素繊維)
またはグラスファイバー(ガラス繊維)になっているものが多いです。
(ただし、軽量化を図るために、あまり折れない箇所にアルミを併用している場合もあります)
このカーボン(炭素繊維)は、「とても軽くて、鉄の数倍も強い」特徴があり、航空機、新幹線、レーシングカー、釣り竿などに使われており、しなるため折れにくいのです。
(2)骨の数傘の骨組みの数は、一般的に8本のものが多いのです。
しかし、強風でも折れないようにと丈夫に改良したものでは、骨組みの数が10本のものもあります。(骨の数が多くなればなるほど頑丈になっていきますが、その分重くなってしまいます・・・)
以上より、丈夫な傘というと、骨の素材がカーボンまたはグラスファイバーであり、骨の数が多いほど、折れにくい壊れにくい傘として販売されています。この他にも、丈夫な傘としてではなく、壊れにくい傘として、風をいなすように形などを研究されています。例えば、持つ部分(グリップ)が回転することによって暴風の衝撃を逃がすという構造の傘も開発されています。
丈夫で壊れにくい折り畳み傘とは?
丈夫で壊れにくい折り畳み傘で有名なメーカーや、先ほど紹介した素材を用いた折り畳み傘を紹介しますね。
何かしら、折り畳み傘を探す参考になれば・・・と思います。
(1)『Knirps(クニルプス)』
ドイツで生まれた丈夫で壊れにくい折り畳み傘として、有名なメーカーです。
骨の素材について、傘の基本骨格となる親骨にはグラスファイバー、支柱にはアルミを使用しています。
強風を柔軟に受け止めることができる構造になっており、
強度を維持しながら軽量化を実現しています。
骨の数は8本構造と一般的ですが、
スムーズに開閉できる便利な自動開閉機能付きが装備されています。
ビックリなことに、家電ではなく傘ですが、2年間もの保証がついています。壊れにくいという自信があるからこそだと思います。
『とても軽い、カバンにスッポリ入るちょうど良いサイズ、開閉がスムーズ、閉じたとき折り目通りに畳み込まれるので、しまうのが楽』など高評価であり、
数年も使用できてさらに2代目を購入した方や、気に入って家族分も購入されたりとリピーターも多いということからも、
信頼できるメーカーと感じられます。
(2)『BLUNT(ブラント)』
ニュージーランドの発明家によって生まれたブランドで、世界最強の傘と言われる耐風性を備え、安全性も併せ持つオシャレなデザインの傘が有名です。
耐風性は、115km/hの風にも耐久することができると言われています。
分かりにくいので、風速にすると、20m/sまで耐えることができます。
これは、人が風に向かって歩けない。もしくは、何かにつかまっていないと立っていられない程度の風の強さで、この強風にも耐えることができるんです。
その理由は・・・
・親骨にグラスファイバーが用いられていること
・6本骨構造といっても、親骨の根元部分がダブル構造になっていること
・他の傘にはない生地部分の優れたテンションによって耐風性を実現していること
など・・・説明が少し難しいのですが、
独自技術によって、驚くほどの耐風性を実現しています。
また、丸みを帯びたフォルムは、
人に当たって傷つけないようにという優しい配慮も含まれています。
子供はよく傘で遊び、振り回すこともありますが、
この折り畳み傘でしたら、万が一、傘が人に当たってしまっても、ぶつかる程度でケガすることがなく安心です。
折り畳み傘としては他より少し大きいサイズということで、星を一つ下げて評価されている方もいらっしゃいましたが、『頑丈、丈夫、開閉もスムーズ、デザインが可愛い』など口コミで高評価な傘です。
強風には負けないぐらい丈夫さは期待できます。
(3)『totes(トーツ)』アメリカでシェアNo.1の実績を持つ、高品質で評判なブランドです。
骨の素材はアルミで、骨の数は8本構造で一般的ですが、耐風テストでは、最大風速44.87km/hまで耐久することができる頑丈さがウリです。
丈夫で良いという高評が多い中、傘が大きい分少し重いという意見もあります。
生地を張っている親骨部分にグラスファイバーを使用しているので、強風でひっくり返っておちょこになっても壊れない耐風構造になっています。
骨の数が10本もあるので、強風でもひっくり返らない構造になっています。
折り畳み傘の防水ケース
濡れた折り畳み傘を持ち歩くと、ボタボタ水滴が落ち、電車の中では周りの人に当たって申し訳ない気分になることも・・・
そんなときには、下記のような防水ケースもあります。
いらないとは思いますが、カバンにしまうこともできるので、以外と便利なものです。
下記は(1)『Knirps(クニルプス)』メーカーの物ですが、
他にも雑貨屋さんでも販売していますので、ご参考程度に。
まとめ
急な雨に供えて折り畳み傘を常備したいものですが、すぐに壊れるのは残念ですよね。
丈夫な壊れない傘は参考になりましたでしょうか?
納得される傘が見つかりますように。