コスモスだより

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七夕のお願いごとを叶えてくれるのは誰?笹の葉を使うはなぜ?願いごとを叶えるには?

投稿日:2017年5月17日 更新日:


七夕と言えば、織姫と彦星が一年に一度出会うことができるという
ロマンチックな伝説がある星祭りです☆

お願いごとを書いた短冊を笹の葉に飾って、願いが叶うようにお祈りしましょう。

でもいったい誰にお祈りするといいのでしょうか?お星さまでしょうか?

ここでは、
 ・七夕のお願いごとを叶えてくれるのは誰?
 ・七夕でなぜ笹の葉を使うの?どうして短冊や飾り物をするの?
 ・七夕の願いごとを叶えるにはどうしたらいいの?

について記載しています。

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七夕のお願いごとを叶えてくれるのは誰?

七夕に、笹の葉に願いごとを書いた短冊をつるしておくと、その願いごとが叶う
と言われていますが、誰に願うのでしょうか?

そもそも七夕とは、中国の「乞功奠(きっこうでん)」という風習
日本の「棚機女(たなばたつめ)」の信仰が合わさってできたものです。

中国の「乞功奠(きっこうでん)」という風習は、
織姫星にお供え物をして、織姫様のように織物や裁縫など手芸が上達しますように…
とお祈りする織女の祭りでした。
(中国では、織姫星は裁縫など手芸の仕事をつかさどる星と考えられていたため)

一方、日本の「棚機女(たなばたつめ)」の信仰は、
選ばれた乙女が、機屋(はたや)にこもって神様のために着物を織って棚にお供えし、
神様が降臨するのを待つというみそぎの行事でした。
神様に捧げる着物を織るために選ばれた乙女は巫女となり、棚機女(たなばたつめ)
と呼ばれ、神として祀られていました。

この二つの風習と信仰が合わさって七夕になっています。

七夕にお願いごとをするのは、中国の”織姫様のように手芸上達を願って
お祈りしていた風習”が日本に伝わったものです。
ですので、織姫様のように…と織姫星にお祈りしていたことから、
七夕の願いごとは、織姫様に願いましょう。

そして、その織姫様と言うのが、
中国では”織姫星(織女星、こと座α星のベガ)”のことをいい、
日本では神として祀られている”棚機女(たなばたつめ)”のことを指します。

現在も棚機女(たなばたつめ)として、
アマノタナバタヒメ(天棚機姫命・天棚機比売命)や
アマノヤチヂヒメ(天八千々姫命)といった女神が祀られています。

七夕のお願いごとを叶えてくれるのは、この女神達となります。

天棚機比売命は、大阪府交野市の機物神社、
天八千々姫命は、三重県松阪市の神服織機殿神社や栃木県足利市の織姫神社など
で祀られていますので、七夕に行かれてみてはどうでしょうか。

七夕でなぜ笹の葉を使うの?どうして短冊や飾り物をするの?

なぜ笹の葉を使うの?

笹竹は、根が強靱で成長が早く、空洞になっている箇所に神霊が宿ると考えられ、
古くから神聖な植物とされてきたからです。

そのため、七夕には棚機女(タナバタツメ)などの神様が地上に降りてくる
依代(目印)として笹の葉を立てます。

また、笹や竹の持つ生命力の強さと殺菌力が魔除けになると考えられ、
日本では古来より、多くの神事に用いられてきました。
地鎮祭や神式葬儀などで、今も笹竹を立てる地域があります。

このように、笹竹は神聖なものとして大切に扱われ、今でも身を清めたり、
魔をはらう儀式をしたり、神に祈りをささげるのに用いられています。

どうして笹の葉に短冊や飾り物をするの?

中国の「乞功奠(きっこうでん)」という風習が伝わった当初(奈良時代)は、
祭壇に五色の糸をお供えして、脇に笹竹を立てるだけで
笹竹に飾り付けをする風習はありませんでした。

それが江戸時代に入り、民衆の間に広まると、祀りやすいように
お供ものを置くのではなく、笹の葉へ飾り付けするように変わっていきました。

手芸上達を願ってお供えされた五色の糸が、
五色の絹布に代わり、やがて民衆に広まって五色の短冊になり、
笹竹に飾るようになりました。

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このように、お供えされていた五色の糸が変化して、
コストダウンのために現在のような五色の短冊になったのではないかと言われています。

<補足>
短冊に願いごとを書いて笹竹につるすという風習は、江戸時代のころ、寺子屋の普及とともに広まりました。
手芸に限らず、読み・書き・そろばんなど、男女関係なく習いごとの上達をお願いしました。
ちなみに、願いごとを書いて飾るのは日本だけの風習です。
(中国や韓国、台湾など他の国では、笹飾りに願いごとを書くことはないようです)

七夕の願いごとを叶えるにはどうしたらいいの?

七夕のお願いごとを叶えるコツってあるのでしょうか?

先ほどお願いごとを叶えてくれるのは、織姫様☆
日本では棚機女(たなばたつめ)の女神様にお祈りしましょうとお伝えしました。

しかし、このお願いごとって、お祈りするだけで叶うのでしょうか?

七夕の願いごとをするのは、裁縫などの手芸が上手な織姫様にあやかって、
手芸上達を願ってお祈りしたことが始まりで、
庶民の間に広まると、習いごとの上達を願って、願掛けとして行われるようになりました。

つまり、もともとが裁縫など手芸上達をお祈りする風習であったことから、
習いごとなどの技芸上達を願うとご利益があって良いとされています。

また”願掛け”として行われるようになったということから、
”自分で願いを叶えるということを織姫様に誓うもの”と考えられ、
お願いごとを叶えてくれるのは自分自身の努力次第にもなります。

よって願いを叶えるためには、お願いごとを書くときには・・・
”○○が欲しい、○○になりたい”と書く方が多いと思われますが、
”○○になる!”と断言して書いた方が、
他力本願ではなくなり、自分で願いを叶えるぞ!というように実現するために無意識に体が動き、夢がかないやすいというジンクスがあります。
是非ぜひやってみて下さい♪

七夕について まとめ

七夕のお願いごとを叶えてくれるのは誰?
 ⇒お願いごとは織姫様にお願いしましょう。
  織姫様のことを日本では、棚機女(たなばたつめ)の神様を指します。

七夕でなぜ笹の葉を使うの?どうして短冊や飾り物をするの?
 ⇒笹竹は古くから神聖な植物とされているため、
  七夕には棚機女(タナバタツメ)などの神様が地上に降りてくる依代(目印)
  として笹の葉を立てます。
 ⇒手芸上達を願いお供えしていた五色の糸が、民衆でも祀りやすいようにと
  五色の短冊へ変化して、笹飾りをするようになった。  

七夕の願いごとを叶えるコツってあるの?
 ⇒七夕の願いごとは、習いごとなどの技芸上達を願うとご利益があって良いとされています。
  また”願掛け”として行われるようになったことから、
願いを叶えてくれるのは自らの努力次第です!
  ”○○になる!”という風に願いごとを書くと、願いをかなえるべく
  無意識に体が動き、願いが叶いやすいというジンクスが・・・☆

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