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鯉のぼりの素材について特徴を比較 雨天時のお手入れ方法も紹介

投稿日:2017年4月5日 更新日:


鯉のぼりの素材について、
江戸時代初期の頃は、和紙で作られていましたが、
時代と共に油紙、うす綿へと改良されて、
昭和30年頃から、雨風に強く破れにくい素材(化学繊維)へ変化してきました。

現在、多くの鯉のぼりに使用されている素材は
ナイロンとポリエステルになります。
これらの素材は共に軽くて丈夫と言われていますが、
価格が大きく異なります。

素材の違いによって、どういう違いがあるのでしょうか?
取扱いやお手入れ方法は同じでいいのでしょうか?

購入する前に気になりましたので、
ナイロンとポリエステルについて、それぞれの素材の特徴を調べ、
比較を行いました。

また雨に濡れた時、どのようにお手入れをしたらいいのでしょうか?
大切な鯉のぼりが色移りして後悔しないために
お手入れ方法についても記載しています。

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ナイロン素材の特徴

・強度や耐摩耗性にとても強く、雨に濡れても強度は低下しません。
・吸水・吸湿性が小さいので、短時間で乾燥します。
・汚れが落ちやすいです。
・カビや虫害の影響を受けにくく、保管が容易です。
・染めやすく、鮮やかな着色が可能です。

ただし、気を付ける事!!
濡れると色移りやシワになりますので、重ねないように気を付けましょう。
※ハリ・コシが無いため型崩れを起こしやすいです。
※日光(紫外線)によって、白い所が黄色く変色することがあります。
※アルカリには強いですが、酸には弱いので、酸性雨など
 酸が付着すると黄色く変色することがあります。

(吸水性:雨のように、液体になった水を吸う性能のこと)
(吸湿性:霧のように、気体となった水を吸う性能のこと)

ポリエステル素材の特徴

・強度や耐久性、耐摩耗性に優れており、雨に濡れても強度は低下しません。
・吸水・吸湿性が小さいので、短時間で乾燥します。
・弾力性があるので、シワになりにくいです。
・ハリ、コシがあるので、形状がすぐに元通りになり、型崩れを起こしにくいです。
・日光(紫外線)に強く、耐候性にも優れます。
・アルカリや酸など薬品全般に強いです。
・カビや虫害の影響を受けにくく、保管が容易です。
・染めやすさは、染めにくいです。

(吸水性:雨のように、液体になった水を吸う性能のこと)
(吸湿性:霧のように、気体となった水を吸う性能のこと)

ナイロン素材とポリエステル素材を比較すると…

【強度がつよいのは?】ポリエステル
  ナイロンの方がポリエステルよりも若干強くなります。

【吸水性が高いのは?】ナイロン 
  ナイロンの方がポリエステルよりも吸水性は高くなります。
  また、吸湿性もナイロンの方がポリエステルより高くなります。
  つまり、繊維に何の加工もしない場合、ナイロンの方が水を
  吸収しやすいことになります。

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【シワになりにくいのは?】ポリエステル
  ポリエステルの方がナイロンよりも弾力性があるので
  シワになりにくい特徴があります。
 
【型崩れしにくいのは?】ポリエステル
  ポリエステルの方がナイロンよりもハリ・コシがあるので
  型崩れを起こしにくい特徴があります。

【日光(紫外線)の影響を受けにくいのは?】ポリエステル
  ポリエステルの方がナイロンよりも
  日光(紫外線)に強く、耐候性にも優れています。
  (ナイロン素材は黄色く変色する可能性があります)

【耐薬品性】
  ナイロン素材は、アルカリに強く、酸には弱い。
  ポリエステル素材は、薬品全般に強い。

【カビや虫害の影響を受けにいのは?】
  共に受けにくいです。

【褪色(たいしょく)・色褪せしにくいのは?】ポリエステル
  ナイロンもポリエステルも共に、
  染めで色付けした後に、色落ちしないように定着処理をしています。
  ナイロンの鯉のぼりは、定着処理が弱いので、日光(紫外線)によって
  1~3年で色褪せしてしまいます。
  ポリエステルの鯉のぼりは、定着処理が強いので、色褪せにくく
  5~6年も長持ちします。

雨に濡れた時のお手入れに方法ついて

ナイロンもポリエステルも共に、
染めで色付けした後に、色落ちしないように定着処理をしていますので、
色落ちすることはありません。
水に強い素材(濡れても強度は変わらない)なので、破れることはありません。

ただし、ナイロン素材の場合、お手入れが必要となります。
・雨に濡れたままの状態で重ねておくと色移りしたり、シワになります。
・濡れた状態で日光(紫外線)にあてると、色褪せを起こす可能性があります。
そのため、必ず陰干しをして、シワを良く伸ばし、よく乾かしてから、
屋外へ掲げるようにしましょう。

ポリエステル素材の場合は、日光(紫外線)に強いので
濡れた状態でも大丈夫なものもあります。

どちらの素材の場合でも、酸性雨などの影響で、汚れが染みついたり、
色褪せや生地の劣化が早まることがありますので、
雨の日には屋外へ掲げないようにしましょう。

まとめ

ナイロン素材とポリエステル素材の特徴、比較を行いましたが、
参考になりましたでしょうか?
共に軽くて水に強く、丈夫な素材ですので、風を受けてよく泳ぐことでしょう。

ナイロン素材は、日光(紫外線)による影響を受けやすく、
雨に濡れた時のお手入れが必要になってしまいますが、
その分価格がお手頃で、使用年数が少ない方におススメと思われます。

ポリエステル素材は、色褪せしにくく、シワになりにくいので
取扱いが容易になりますが、高価になります。
兄弟がいらっしゃり、長く使われる方におススメと思われます。

どちらの素材の鯉のぼりにしても、少しでも長く使用するためには、
雨の日や、夜間、長時間外出する際には、必ず鯉のぼりをしまう様にしましょう。

⇒端午の節句の由来とは?五月人形やこいのぼり、祝い菓子について紹介
⇒鯉のぼりの大きさやポールの高さなど 購入時のおすすめな選び方
⇒鯉のぼりのしまう時期はいつ?しまい方や洗い方で注意することは?

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