小さい頃、大きくて立派な鯉のぼりをあげているお家が
とてもうらやましかった記憶があります。
今までアパート暮らしのため、ベランダに大きな鯉のぼりを立てることができません
でしたが、去年一戸立てに引っ越しをしたため、鯉のぼりの購入を検討することに。
色々と検索した内容について、
「鯉のぼりの購入する時の選び方」について記載します。
ご購入を検討されている方の参考になればと思います。
①どこに飾る?
【庭】【ベランダ】もしくは【室内】と思われます。
実際に鯉のぼりをあげる場所を決め、近所の家との距離や、
木や電線の位置などはよく見て確認しておくといいでしょう。
②鯉のぼりの大きさは?
【庭】
一般的には、1.5~8mまでとなります。
お庭のサイズの小さい幅の半分を目安にすると良いでしょう。
例えば、お庭のサイズが6m×10mの場合、
6mの半分である3mがちょうどいいサイズになります。
【ベランダ】
一般的には、1~2mまでとなります。
まず、取付ける周辺に木や電線等がないか確認しましょう。
マンションの方は鯉のぼりが落下すると大変危険ですので、
取付をしていいのか確認しましょう。(禁止されているマンションもあります)
下から見上げた時、1.5m以下では小さく見えるため
1.5~2mがちょうどいいサイズと思われます。
③ポールの長さは?
(鯉のぼりとポールがセットで購入される方は関係ありません)
ポールの長さの目安は、鯉のぼりの2倍と言われています。
例えば、鯉のぼりが3mの場合、ポールは6m必要になります。
鯉のぼりの大きさが7m以下であればアルミポール、
8m以上では、強度のある杉竿をおすすめします。
④ポールの種類は?取付ける場所の確認
鯉のぼりの大きさが決まり、ポールの長さが決まりましたら、
次はポールの種類を選択します。
取付ける場所によって種類(タイプ)が異なりますので、下記を確認しましょう。
【庭】
・ポールを立てるタイプ
庭にポールを埋め込み立てるもの
【ベランダ】
・柵や手すりに専用金具を取り付けるタイプ
※柵の種類によって、商品によって取付できないこともあります。
購入しにお店へ行かれる際には、柵の厚みを測り、
柵や手すりの写真を撮って持参することをお勧めします。
・のれんタイプ
柵や手すりの外側に、のれんのように鯉のぼりを飾るもの
【どちらでもOK】
・スタンド付きタイプ
三脚のようになっており、おもりに水のタンクを使用するタイプが主流となって
います。
ポールを立てたり、金具で取付ける必要がないので、庭でもベランダでも場所を
選びません。ただし、鯉のぼりの大きさは【庭】1.5~5m【ベランダ】
1~2mを目安にしましょう。
⑤鯉のぼりのデザインや素材
鯉のぼりの大きさが決まり、ポールの長さ、種類も決まりました。
次は、一番気になる鯉のぼりのデザインになります。
同じサイズの鯉のぼりでも、デザインや素材によって大きく金額が異なります。
・素材には、ポリエステルとナイロンがあります。
それぞれの耐久性はあまり変わりませんが、褪色(たいしょく)性が
大きく異なります。
<褪色性の目安>…日光による色褪せに対する耐性
ポリエステル:5~6年
ナイロン :1~3年
ナイロンと比較して、ポリエステルの方が色褪せも少なく長持ちすると
言われています。さらに同じポリエステルでも、耐候性や撥水加工の
有無などによって値段が変わってきます。
ポリエステルの方が素材としては魅力的ですが、その分高価になっています。
使用する年数を考えて、どちらかを選択されると良いと思います。
・デザインは様々ありまして、機械で大量プリントしているものより、
職人が手染めを行っているものの方が高価になっています。
高価になるほど、背びれや尾びれ、絵柄のデザインが豪華になります。
お好みがありますので実際にお店で見て決められると良いと思います。
以上が、鯉のぼり購入時の選ぶポイントになります。
ご参考になりましたでしょうか?
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